「独立して、最初はいわゆる彫金でアクセサリーを作っていたけれど、それだけでは飽き足らなくなって、金銀銅を組み合わせるやり方も導入したんです。幸い、昔ながらの銅製品の工房にもいましたから。」
「私が金を使うのは、貴金属だからではなくて、その色味がそこに必要…だと思った時に使います。好きなのは色が変わる銅ですね。 」
「銅は直接肌に触れると毒なんですよ。だから、私は必ず銀を裏に施します。
値段を聞いて『金じゃないのに…?』と言う人もいます。私のは材料の値段ではなくて、デザインや伸縮率の違う銅と銀を組み合わせる緻密な作業、ペンダントの場合は外れにくい装置…など細かい配慮のせいなんです。
ここでお買い上げのものは、永久保証です。私の作品はどれも一点もの。見ればわかります。
仮に壊れたら、お客さんは黙って私に渡してくれればいいんです。 」
「常に新しいものを開拓して行くのが好きで、アクセサリーにこだわらず、他の職種も興味を持って見ます。そこから生まれたのが『ミクロ・モザイク』のシリーズです。
最近、これを多くやっているので『マコンド=ミクロ・モザイク』って言うレッテルを張られてますが…」
「古代のモザイクと同じ石を使ってます。製法も『オオカミの牙』と言われる、一つづつ、埋め込む方を尖らせて、模様を描くのを容易にしてます。」
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