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ローマ再訪・観光のテーマ

 ローマは、とかく古代とバロックの遺産に注目が集まる傾向にあります。しかし、実はローマでは、古代からキリスト教の成立、東ローマの影響を受けたビザンチン様式、中世のモザイク壁画、ルネサンス,マニエリスムがあって,バロックの花が咲くという歴史の流れがあり、ミケランジェロ,ラファエロ,ブラマンテのような大天才ばかりではなく,今はもう名を挙げられることも少ない,数多くの芸術家が、ローマで活躍していました。

 歴史は流れていくもので、ある時代だけ切りだすことは本来できないものです。例えばルネサンスだけを切り取っても、時代の意義が良く分かりません。中世時代やバロックとのつながりで見ないとルネサンスの意義が理解できません。

 ローマが素晴らしいのは、街がある時代に限られず、古代ローマから近代までの建物や作品が残り、歴史の流れの中に身を置くことができるからです。これはローマ独特です。実物を見ながら、その時代を体感し、比較できるのです。
 もちろんローマは生きている街です。食にこだわったイタリアの側面をもち、おしゃれな店があり、若きアルチザンたちがチャレンジする街でもあります。この中にはいくつもの観光のテーマがあります。ローマを再訪する方のために、そのいくつかをご紹介致します。



 

ルネサンスの芸術
 数々の遺跡にあったリアルな彫刻群やフレスコ画を見た芸術家の感動を想像すると、そのことが感動を呼びます。人間回帰の機運が高まるわけですが、ただし、表向きは神の権威は絶対ですから、興味の中心を人間に移した偉大な芸術家達は自分たちの作品の中に人間への興味、そこから来た探求、探求の結果の科学的知識を隠しました。隠したものを発見していくのもルネッサンス美術を見る上での楽しみでもあります。

 ローマがルネサンスを語るにふさわしいのは、ローマが最盛期のルネサンスの中心であり、街がある時代に限られず、ルネサンスが目標とした古代ローマから近代までの建物や作品が残り、歴史の流れの中に身を置くことができるからです。これはローマの大きな特徴となっています。
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ミケランジェロのローマ
 ルネサンス期芸術家の評伝を書いたフィレンツェの画家で建築家のジョルジョ・ヴァザーリ(ヴァザーリの回廊で知られる)は、ローマで活躍したミケランジェロをルネサンス期の芸術における頂点として絶賛し、その作品は何世紀にもわたって西洋美術界で通用するだろうと語っています。このミケランジェロのローマを体感してみましょう。
 
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クリスチャンのローマ
 キリスト教が世界宗教として発祥したローマは、カソリック信仰において、最も神聖な土地となっています。カソリック教会の総本山であるバチカンがあるだけでなく、4大聖堂(Basilica)や、初期キリスト教の伝説が伝わる場所が各所にあり、多くの巡礼者を集めています。
 
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美術品の宝庫パラッツォ(Palazzo)とヴィラ(Villa)
 多くの芸術作品は、パラッツォやヴィラの持ち主である裕福な人達のリクエストでした。パラッツォやヴィラには、多くの芸術作品で飾られています。パラッツォやヴィラを飾るための作品もあったと思われます。中には、ヴィラ・ボルゲーゼのように自分のコレクションを収蔵するために作られたパラッツォやヴィラさえあります。
 
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「ローマの休日」(Roman Holiday)を追体験
 1953年制作のアメリカ映画「ローマの休日」(Roman Holiday)は、今なお人気のある名作として、日本の人々にも親しまれています。この映画で新人女優であったオードリー・ヘップバーンが、可憐な王女を演じて一躍スターダムを上り詰め、世界的な大スターとなりました。今でも、このストーリーに合わせて、ローマ町巡りする人が後を絶ちません。
 
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ローマの食卓 ―ローマでイタリアの食を極める―
 伝統の食事、素朴でしっかりとした食材、有機農業、健康によいものを大切にする考えは、マンマの味が一番と考えるイタリア人にとって、あたりまえなものです。そもそもイタリア料理は素材の味を重視するものです。イタリアの食文化の原点であるその地域ならではの食材にチャレンジされては如何でしょうか?
 
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