パレルモの昼ご飯
モンデッロはパレルモ同様海に面した街で、パレルモっ子たちのリゾート地でもあります。海外に沿った道を走って、おなじみのあるいは適当に見繕って「海の家」を選び、チャプチャプします。海の家の場合は有料でパラソルやチェアを借りることができ、シャワーもあります。市経営だとシャワーは無料。パラソルなど必要な人は家から持ってきます。我々はこちらの市営でチャプチャプしました。
いちいち誰かの運営にするのは、監視を置く義務があるからです。海岸に木造の監視塔と赤い救命ボートがあります。「海の家」はレストランを兼ねることもあり、海岸沿いで食べるには困りません。今回、パレルモっ子のアンジェラというドライバーがいるので、彼女に聞いて美味しいところに連れて行ってもらいました。
Via Piano di Gallo, 1 - Mondello (PA) Tel.091 450313
海に面して建っていて見晴らし良しの「アル・ガッビアーノ(かもめ)」、シチリア、イタリア料理(主に魚介)にピッツァ、おまけに寿司まであります。 日本から離れて しばらく経っていた同行者、特に子どもたちがご飯を懐かしがってたこ焼きとお寿司の盛り合わせを注文。
1個が大きかった。新鮮魚介が売り物でタコも美味しかった。ソースではなくてマヨネーズだったのが残念といえば残念だけど、総合してOKなお味でした。
シチリアでたこ焼き、ですよ。
<寿司盛り合わせ>
ローマにある中国人経営の寿司屋だと海苔巻きはとても高さが低く小粒だけど、ここはちがった。
魚の新鮮さが効いて、すし飯のお米がちょっと違うかな、という感じを打ち消してくれた。結局イタリア料理は食べなかったけど、多分魚介パスタ、美味しいだろうな、と思います。
パレルモではマッシモ劇場を見学前に劇場の前にあるBARで腹ごしらえをすることにしました。マッシモ劇場は、パリのオペラ座、ウィーンの劇場についで世界さ三番目の大きさを誇り、イタリアで一番大きいオペラ劇場となっております。19世紀後半に建立され、ドーム型の天井が開くとか、世界に誇る大きさなのに部隊の奥行きを普通の劇場の倍とっているので座席数が少ない、とか色々特徴があるのだけど、下世話な話題で行くと、映画のゴッドファーザー3でソフィア・コッポラが演じるアル・パチーノの娘が殺される場面のロケ場所になったことで有名になったところでもあります。
<アネレッティ・アル・フォルノ>
輪っかのパスタ(アネッリ)にひき肉をトマトソースで煮込んだものを混ぜてドーナツ型の型に入れてオーブンで焼く。冷めても美味しい家庭料理なのです。行った時が夏だったので、季節の野菜のナスの薄切りも入っていてとても美味しかったです。